下半身は血行不良から冷えを生じやすく、むくみやすい部位。放っておくとそれが太る原因にもなります。さらに座っている時間が長いと、太ももの裏が硬くなって腰も硬くなり、腰痛の原因にもなりがち。座っていることで股関節が押されて、血流が悪くなりますので、そこも刺激して流すストレッチをご紹介します。
まずは、椅子に浅く腰掛けて両手で片方のひざを掴み、お腹に近づけます。もう片方も同様に行って。これを10呼吸ずつ行うだけで、太もも裏や股関節が動いて血行が良くなります。
また、ふくらはぎは下半身に滞りがちな血液を戻す役割をします。疲れを感じたときにいつでも行ってください。心身共に変化を感じられるはずです。
『ボディクエスト』所属。
YOGA&エクササイズトレーナー。簡単・効果的に実践できるワークアウトコンテンツを提案しTV、雑誌、WEBやセミナーなどでも活躍中。
http://bodyquest.jp/
椅子に腰掛けて両手は
ひざの上。呼吸を整えて
まずは椅子に浅めに腰掛けて準備をします。足は肩幅くらいに開き、両手をひざの上に置きましょう。ストレッチを行ううえで、背中が丸まらないように意識しながら動かします。
両手で右ひざを掴み、
そのまま10呼吸する
背筋をなるべく伸ばしたまま、両手で右ひざを掴み、ゆっくり10呼吸します。このとき、なるべくお腹と太ももを近づけるように意識をして、お腹が丸まらないように注意しましょう。
さらに、ひざと額を
近づけてストレッチ!
太ももの裏にある〝ハムストリング〟と呼ばれる大きな筋肉を動かすほど、血流も良くなるので、背中を丸めながらひざと額を近づけます。こちらも10呼吸。左足も同様に2と3を行って。