【エレクトーレ公式通販】電位理論に基づく新発想エイジングケア

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齋藤 薫
写真提供:藤澤靖子
 あなたは、自分の声の調子を、日々気にしているだろうか? そして、声の美容をしているだろうか? どんなに丁寧に自分を磨いている人でも、声を磨くことまでは手が回っていないのかもしれない。でもだからここで改めて提案したいのだ。実は声を美しく若く保つことも立派な美容。むしろ歳を重ねるほどに、声も意識して磨いていかないといけないのだと。
 こんな風に思ったことはないだろうか? 声が綺麗な人って、なんだかそれだけで若く見えるって。とりわけ"鈴を転がすような、高く美しい声"の持ち主は、もう間違いなく若く見える。人の若さの何割かを決めているのは、紛れもなく声の質なのだ。いやひょっとするとすると、声は肌と同じくらいに、人の若さを左右する要素なのかもしれない。
 そもそも「声が美しい人ほど美しい」という法則も、ちゃんと存在していた。かつてある化粧品会社が、女性たちの声だけを聞いたときの評価と、姿形を見たときの評価を照らし合わせてみたら、声が美しい人ほど容姿の評価も高かったと言う、興味深いデータが得られたのだ。いやそれ以前に、"美人の声"って明らかにあって、そういう声だと姿形まで美しく見えるのは間違いないこと。それも視覚と聴覚はつながっているから、というそんな説もある。

 そして、声とは人間の体の奥の奥から湧き出るものとして、"生命力が作る音だ"とも言える。つまり若くクリアな声は、そのまま生き生きとした生命力の証。新鮮なエネルギーが体の中を巡っていることの証と言えるはず。それは逆に、男性の場合を思い出せばよくわかる。声が素敵な男性は、それだけでよくモテるし、オペラ歌手のように力強い声を持つ男性は本当にエネルギッシュで頼りがいある、活力にあふれた男性に見えるはず。女性も同じなのである。
 実際に、よく通るクリアな声は、正しい呼吸法、つまり"腹式呼吸"から発せられるもの。喉だけで出しているのではない。呼吸器をきちんと使って作られる。その是非がハーモニカとバイオリンの違いほどの奥行きの違いを見せるのは言うまでもないこと。だからこそ、バイオリンの音色のような美しく透明感ある、奥行きある声を出したいのだ。年齢を重ねるほどに。
 つまり声を磨くとは、お腹からきちんと声を出すトレーニング。もちろん歌を歌うのもいい。特にクラシックの声楽は本当に腹式呼吸によって声を出さなければならないから、そのままアンチエイジングにつながるし、美しい声が美しく見えると言う"見た目美容"にもつながるはず。
 「喋らなければ美人なのにね」と言い方があるけれど、これは言葉使いだけの問題ではなく、声の美醜にかかわる評価。とにもかくにも、声の美容、今すぐ始めなければ!
齋藤薫(さいとうかおる)
美容ジャーナリスト/エッセイスト
女性誌編集者を経て独立。女性誌において、 多数の連載エッセイを持つ他、美容記事の企画、化粧品の開発・アドバイザー、NPO法人日本ホリスティックビューティ協会理事など幅広く活躍。『Yahoo!ニュース「個人」』でコラムを掲載中。著書『されど“服”で人生は変わる』(講談社)が新書で登場。『The コンプレックス 幸せもキレイも欲しい21人の女』(中公文庫)、『人を幸せにする美人のつくり方』(講談社)他多数。
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