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堀越 希実子/ほりこし きみこ 
歌舞伎役者、十二代目市川團十郎夫人で、十一代目市川海老蔵の母。東京生まれ。学習院大学仏文学科卒業、1976年に当代團十郎丈(当時海老蔵)と結婚。江戸歌舞伎を代表する名門市川宗家の妻として、母として、多忙な日々を送る。着物と触れ合う日常のなかで磨かれたセンスを生かして、京都の着物メーカーで成田屋由縁の着物ブランド「茶屋ごろも」のデザイン・監修を手がける。

着物は相手に与える印象も大切
夏は見た目に涼しげな装いを


冨宅 劇場で希実子様のお姿を拝見してはいつも見とれてしまうのですが、着物を選ばれる際には、いつもどのようなことを心掛けていらっしゃいますか。

堀越 “役者の女房”という立場もありましたので、出ず入らずの装いを心掛けておりますね。今日の着物は、主人の関係の方からいただいた結婚のお祝いで、有名な画家の方が牡丹を描いてくださったものなんです。市川家にも牡丹の紋がございますので、とても気に入っておりまして。なかなか着るチャンスがなかったもので、今日はとても嬉しいです。

冨宅 とても思い出深いお着物を拝見できて、光栄です。お肌が白くてお美しいから、淡いお色目もよくお似合いです。着物は季節によって異なりますが、夏の着物にはどのようなものが適しておりますでしょうか。

堀越 さらっとした上布(じょうふ)などの薄物が多くなる季節ですね。なるべく色の淡いもので、柄は細かいものより大胆なもののほうが涼しげでしょうか。帯も夏らしいものになりますね。私がデザインしたものでは波や水、すすきなどをあしらうことが多いですが、着物では、相手の方から見たときに涼しげに見えることが大切になってまいりますね。

冨宅 着る本人ではなく、相手の方がどう思われるかを大切にするというところはやはり日本女性ならではの奥ゆかしさですね。

堀越 とはいえ、夏に着物を着るというのはやはり暑いですから、対策も必要ですね。私の場合、扇風機の前で支度をしても出かける前にお化粧が落ちてしまうほど汗をかくほうなので(笑)、汗取り襦袢(半襦袢)が重宝しています。わきの下にパッドがついているので、汗をかいても着物に響かないんです。

着るシーンが広がる
"出ず入らず"の着物


冨宅 着物のデザインもされていらっしゃると伺っておりますが、いつごろから手掛けていらっしゃるのでしょうか。また、デザインのテーマやコンセプトなどがあればぜひお聞かせください。

堀越 もう16年目になりますね。テーマはあるときもないときもございますが、基本的には、やはり出ず入らずの着物をメインとして、それにプラスして訪問着やつけ下げなど、よそいきでも気楽に着られる着物を考えるようにしております。たたき地や小紋などのほかは、柄はできるだけ控えるようにしているので、少しデザイン性のある帯と合わせていただくようなものが多いですね。京都にいるデザイナーさんに色や柄のイメージを伝えて、表現はある程度お任せしながら、訪問着などは原寸大で柄の入り方や色合いなどをチェックします。あまりインパクトの強いデザインですと何度も着られないものになってしまうので、長く着られるシンプルなデザインを心掛けておりますね。

冨宅 希実子様がデザインされる着物は、成田屋さんゆかりのモチーフもあしらわれると伺いました。

堀越 成田屋の色である「柿茶」を使ったり、「荒磯」や「かまわぬ」の柄を入れたりすることもありますね。——先日までは、市川格子に“團”の字を入れた「團十郎格子」などという柄も作っておりました(笑)。

冨宅 それは素晴らしいですね! ぜひとも拝見したいと思います。私の周りの方ではまだ着物をお持ちでない方が多いのですが、初めての方ならどのようなものから選ぶとよろしいでしょうか。

堀越 付け下げや訪問着の軽めのものがおすすめです。あまりゴテゴテとしていないもののほうが、長く着られると思います。帯は、良い帯ともう一本、少し簡単な帯を買っておくと、どんなシチュエーションにも対応できるのではないでしょうか。



冨宅孝子/エルビュー株式会社 代表取締役社長





海外でこそ実感してほしい
着物の芸術美と圧倒的な存在感


冨宅 私の姉も着物のデザインに携わることがございますが、京都でも職人さんの数はどんどん少なくなってきていると伺いました。

堀越 寂しいことですね。刺繍も、織りも、良い物を作り続けることがなかなか難しくなっているようです。フランスのように、職人さんを守る団体があればいいのにと思いますね。着物作りも大切な日本文化ですから。

冨宅 着る方が減っているだけ職人さんの需要も減ってしまうんですね。もっと着物を着る方が増える方法を見つけたいものですね。

堀越 本当に。お芝居でもお食事でも、ドレスよりも着物のほうがやはり日本女性は美しいと思うんです。

冨宅 パリの歌舞伎公演でオペラ座に参りました際、ホテルのレストランでお食事をするときに着物を着ていきましたら、とても特別な待遇をしてくださって(笑)。海外の方のほうが、着物が素晴らしい文化だということを理解してくださっているような気がいたします。

堀越 とくにまたフランスは日本にとても関心を持っている国ですから、着物を着て歩くだけでも視線の的。とくに歌舞伎公演での訪問となれば、男性も紋付きを着てますので、皆さんで会場に入ったときの艶やかさは、ドレスとは比べ物にならないほど素晴らしいんです。——以前、明治座の公演を着付け学校の方々が貸し切りされたことがありましたが、お客様が全員着物でいらしていて、とても華やかでした。演じる側の主人たちも舞台の上から感動したようです。

冨宅 着物という文化を絶やさないようにしたいものですね。

堀越 着物は息苦しいと思っていらっしゃる方も多いですね。着付けをお願いしている方のほとんどは、かなりきつく着付けていただいているようで。本当は、長いこと着ていても苦にならないのが着物なんです。ご自分の好きな締め具合で着ていただくと、何でもないことなんですけれどもね(笑)。私はひも4本で十分着られますし、草履もハイヒールよりラクだと思っております。

冨宅 おっしゃる通りで、まず“着る”というところで断念する方は多いと思うんです。私の場合は帯を作り帯に変えてから、早くきれいに着られるということがわかりました(笑)。着物は合わせ方さえ身に着けば、着付けのお教室に通う必要もありませんし、着付けの本でも十分。これは本当に皆さんにお伝えしたいです。

堀越 それに、着物はかさばると思われがちですが、実は収納もしやすいですし、旅先に持っていくにも荷物になりませんし。

冨宅 何歳になっても着られますし。

堀越 この着物だって、24歳から着ているもの(笑)。洋服のような流行がありませんから、娘や嫁にと、代々受け継いでいけるというのも着物の良さですね。——それに、昔の物のほうが味わいがありますし。これをきっかけに多くの方が着物を着てくださったらと思います。

冨宅 本日は楽しいお話しをどうもありがとうございました。



取材日:2013年5月29日
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