|
 |
 |
紫陽花やダリアなど大輪の花を主役にした、
涼しげな華アレンジ
日に日に暑さが厳しくなってきましたね。汗だくで外出先から帰宅したとき、涼しげな佇まいの花たちが迎えてくれたら心地よいもの。そこで、今回は、涼感のある白とグリーンのアレンジメントをご提案します。
夏の花として、元気が出るイエローやオレンジなどのビタミンカラーもピッタリなのですが、白×グリーンの組み合わせは、誰からも好まれ、どんなインテリアにもマッチする配色。失敗も少なく、エレガントで爽やかな印象になるのでおすすめです。白の紫陽花やダリアなど大きな花を手前に持ってくると、パッと華やかさが増し、一気にお部屋を明るくしてくれます。無理に1つの花器に詰め込まず、2つの花器を縦に並べてみましょう。後ろに行くほど高さを出すと、ドラマティックな広がりが出ます。その際、枝もののグリーンを使うと、空間が生まれて軽やかで涼しげになるほか、蔓状のグリーンを使うと、夏らしい雰囲気が出るのでぜひ試してみてください。
夏の生花は日もちしない、と思われる方も多いようですが、(1)できるだけ水を冷たくする(氷を入れるのも有効です)、(2)茎をこまめにカットする、の2点を心がければ、長く楽しめます。花の生命力から元気を、涼感から癒しをもらって、快適におすごしください。 |
 |
|
山田まりこ
大学卒業後、パリに渡りフラワーアレンジメントを学ぶ。
帰国後、東京・青山にフラワーサロン「DAN AE Flowers&Interior」を開く。
ウェディングからインテリアに溶け込む花の提案まで、幅広く活躍中。
DATA 東京都渋谷区渋谷2-3-19ローゼ青山B1
03-6423-1975
www.danaef.jp/
○営10:00〜18:00
○日・祝 |
|
 |
|
今年は酷暑と台風が入り混じり、いつしか秋、そして冬になってしまったように思います。そして、
気づけばもう年末。外気の冷たさから体がこわばりがちに。そんなとき、帰宅後におすすめしたい香りの活用法をご紹介します。
まず、1日頑張った心と体をほぐしてくれる香りとしては、クラリセージ、イランイラン、シダーウッド、ベチバー、オレンジなどが挙げられます。こうした香りを、帰宅した後にすぐバーナーで焚いて、香りを嗅ぎながらお着替えするのもよいでしょう。お風呂で最も簡単に活用する方法は、手桶にお湯を注ぎ、そこに1、2滴好きな香りを垂らしてお風呂の隅に置くこと。イランイランやクラリセージ、シダーウッドにベチバーなどは濃厚で長く続く香りなので、1、2滴と少なめで十分です。気分がリラックスしますよ。また、枕元にも同じように使ってみてはいかがでしょう?
ティッシュに1滴乗せて、枕カバーの下に挟んでみてください。フランキンセンスなども心地よく眠りを誘ってくれると思います。
和食などの会食に出るときは、
体の下のほうに香りをつける
そして、年末は人との会食が多くなりますよね。ドレスアップしたときは、ローズ、ジャスミン、ネロリなどの香りが、おしゃれの仕上げをしてくれます。ただ、食事となるとプンプン香らせてはNG。おすすめのまとい方は、香料が入っていないバーム(できればオーガニックやナチュラルなもの)を用意し、10ミリ、10ccのバームに1滴精油を落とせば、十分素敵な練り香水になります。これを手首や足首、耳の後ろなどに塗れば、ほんのり心地よく香って、周囲からの好感度も大です。
さらにシーンによってもまとい方を変えたいもの。お寿司や和食のときは、足元や足首、ヒザ裏につけるだけにしましょう。立食パーティなどでは動くので手首や耳元などにもつけて少し自分をアピールしてもよいでしょう。また、精油が入ったロールオンのデオドラント剤は、ちょっとしたフレグランスとしても活用できます。
香りは鼻から入って、脳の古い部分(生きる力)に働きかけ、心に効きます。リラックスや元気づけ、おしゃれの仕上げになど目的に応じてメリハリをつけて使うと、日常生活や健康の質を上げることができます。香りを味方に、自分を癒し、気分をアゲて、楽しい冬をお過ごしください。 |
 |
吉川千明 Chiaki Yoshikawa
オーガニックコスメの第一人者として、スキンケアやスパ、漢方などさまざまな角度から美容法を提案。
CIDESCO国際認定エステティシャン&アロマセラピスト。 |
|
|