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皮膚と酸化ストレス

肌の色を決めている物質はメラニンです。メラニンについて「メルクマニュアル家庭版」には次のように書かれています。

「人間の皮膚はさまざまな色合いをしていますが、この色は茶褐色の色素であるメラニンによってつくり出されています。メラニンがなければ、皮膚は青白く、皮膚から透けて見える血流のためにピンク色がかって見えるはずです。メラニンの産生量が非常に少ないと皮膚の色は薄く、白くなり、産生量がほどほどであればやや色の濃い皮膚に、非常に多ければかなり濃い色の皮膚になります。

メラニンは、メラニン細胞という特殊な細胞でつくられています。この細胞は表皮(皮膚の最も外側の層)にあり、他の細胞の間に点在しています。ここでメラニンがつくられると、メラニンは付近の皮膚細胞へと広がっていきます。
日光にさらされると、メラニン細胞はメラニンをたくさんつくり出し、その結果皮膚は色が濃くなったり日焼けしたりします。色が白い人の中には、日光に反応 してある種のメラニン細胞が他のものよりも大量のメラニンをつくり出します。この不均衡なメラニン産生のために、そばかすと呼ばれる色素の点が皮膚にできます。」

注)「メルクマニュアル家庭版」:世界で最も信頼されている医師向けの「メルクマニュアル」をベースに、わかりやすく書き下ろした家庭向け医学書で、300人近い医療の専門家によって執筆されています。
PROFILE
エルビュー(株)顧問 医学博士 野崎正勝氏
(財)生産開発科学研究所 薬理研究室室長
元岐阜大学医学部助教授。
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