 |
 |
ミラノメンズコレクションが4日間に渡って開かれた。今シーズンも約60のブランドがショーを開き、朝9時から夜21時までと過酷なスケジュールのなか、世界中から集まった、ジャーナリストやバイヤーがミラノの街をショー会場からショー会場へと、移動し、この時期、ミラノの街はいつもの倍近くの人で溢れ活気に満ちている。私もgiuliano
Fujiwara(デザイナー松村正大)のショーのため、このシーズンは大忙し。6ヶ月間をかけてデザイナーが作り上げたコレクションをいかにイメージどうりに、またそれ以上に演出できるか、ショーの15〜18分の数分でフジワラのイメージの世界に魅き込めるか、伝えられるか、その一瞬のためにかけている。
|
|
|

中でもいちばん、重要なのが表現者のモデル。オーディションに世界中からトップモデルが100人以上集まってくるが、今シーズン使うのは19人。モデルも取り合いで、気に入ったモデルを取る為に、3ヶ月前からオプションを入れておく。でも、決定するのはショーの前日という事も当たり前。モデルが決まると、デザイナーとスタイリストでコーディネートを開始。今シーズンは40スタイリングを決め、靴、アクセサリーを決めて行く。ショーの前の日に、モデル達がプローバ(試着)にくる。それまでにモデルのショーに出る順番、服の順番を決めておき、モデル一人ずつに試着させ、より、似合うスタイリングを決めていく。 |
|
 |
 |
|
 |
|
服とともに、重要なのは、へアーメイク。へアーデザイナーとメイクアップ アーティストと話しながら試して決め、ショーの当日、3時間前にモデル達のへアーメイクが始まる。リハーサルでは、まだへアーメイクも終わっていない子も多く、その辺の男の子が歩いている感じ。でも、本番になると大変身。プロとしての集中力や表現力も発揮され、会場はシーンとなる。音楽も大切、デザイナーと音楽家で何度も何度も繰り返し作られた曲が、会場、モデル、音楽、会場の人々すべてがひとつになって、デザイナーの表現したい、伝えたいイメージの世界が完成される。ショー当日までの大変さも、高揚感と充実感、感動で消えてしまうくらい、終わった瞬間は胸がつまるほど感動する。ショーを見た人達の感想を聞き、より、達成感が得られる。デザイナーの全てが見えてしまうショーは怖い反面、ミラノコレクショ
ンで発表できるデザイナーの才能は素晴らしいと思う。良い評価も悪い評価もすべてが自分自身の責任という意味で強靭な精神を持ちながら繊細さも、人を惹き付けるタレント性も備えながら、年2回、コレクションを発表つ続けるデザイナー達に感謝と拍手をおくりたい。
|
|
| |