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京焼と清水焼はどう違うのですか?とよく尋ねられることがあります。
京焼の中のひとつの地名をつけたものが清水焼で、他にも粟田口、八坂、音羽等々いろいろな地名を持つものがあるのですよ、と答えています。
北には御菩薩(深泥池)もありますし、有名な仁清は御室、乾山は鳴滝と、時代により変遷もありますが、京都中のいろいろな所に窯があったのです。
「なぜ京都にはたくさんの窯場があるのでしょうか。今では土も出ないと聞きました」と尋ねられることもあります。これはいい質問です。普通、土を産出する所が焼き物産地となっていくのが自然で、そういう地方の焼き物を京焼に対して国焼と言っています。
もちろん、はじめのころは土が出ていたのですが、早い段階に産業として成り立つ程は出なくなってしまったのです。
でも京都は都であったが故に、昔から流通経済がそれなりに整い、いろいろな物の供給システムができていました。したがって、各地から材料を取り寄せることができたのです。
桃山や江戸初期には公家、武家、寺社等あるいは茶匠と呼ばれる文化人達による指導や援助もあり、近世的な都市住民の求める特別注文・あつらえ・高級志向で、非日常性の強い、今でいう「プレミアムなおもてなし」用の器物が作られていったのです。
幕府への進物や高価な京土産という面もあったようです。
時代性や先進性を備えた、文化に裏打ちされた都市型の珍しい焼き物なのです。
和食がユネスコの文化遺産に登録され、日本酒がワイン感覚で海外進出している今、新たな京焼の出番がきているのではないでしょうか。


代表 冨宅のメッセージ
山田様とは8年ほど前からご縁をいただきまして、東哉さんの器はいつも愛用させていただいております。全て手作りの繊細な品のある美しい作品ばかりです。
顧客の皆様にも、東哉さんの器をプレゼントさせていただいたことがありまして、多くのお喜びのお声をいただきました。10周年を記念致しまして山田様から京焼についてご出筆をいただきました。すばらしい京焼を末永く受け継がれていくことを願っております。



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