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| 冨宅: |
| お陰さまで「ジュリアーノ フジワラ エレクトーレ」は、「エレクトーレ」とメンズ・ファッションブランド「ジュリアーノ
フジワラ」とのコラボレーションから生まれた商品という、これまでにないスタイルで、発売以来、多くの雑誌社の方から「記事にしたい」と注目いただいています。 |
| 松村(正): |
| 国内だけじゃないですよ。今年、1月のミラノコレクションのとき、各国のジャーナリストに「ジュリアーノ フジワラ エレクトーレ」をおみやげに配りました。その後、僕のデザインだけでなく、「ジュリアーノ フジワラ エレクトーレ」についても反応や問い合わせの数がすごいですよ。 |
| 冨宅: |
| そのときの正大さんのジュリアーノ フジワラコレクションも、大変に高い評価でしたね。今回の商品のディレクターでもある正大さんは、実は私の甥に当たりますが、村松さんとは、約1年半程前、ジュリアーノフジワラがご縁でお会いしました。「エレクトーレ」を差し上げたんですよね。そして、男性の立場から一番最初に「エレクトーレ」を評価して下さった方なんです。 |
| 村松(規): |
| その後も浮気せず、ずっと愛用しております(笑)。 |
| 冨宅: |
| お二人とも、日本のみならずグローバルにファッションの世界で活躍されていますが、まず、海外を舞台に、ファッションを通して伝えていきたいことやコンセプトを聞かせていただけますか? |
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| 松村(正): |
そうですね、海外で仕事をするということは、まず“自分という者は何なのか”というアイデンティティを考えることから始まると思うんです。そうすると、自然と自分の生まれた国=日本の文化に目が向き、それが僕のデザインの基本にもなっています。
例えば、“わびさび”といった精神的なものから、歌舞伎などの文化も含めて、日本文化はトータル的に自分の作品に影響を受けていると思いますね。僕は小さいころから両親に連れられて三味線の会や歌舞伎を見に行ったりしてたんですよ。そういう風に、日本の古典文化が身近な生活の中にあったことを思い起こし、日本人の繊細な美意識を自分にも感じるようになったんですね。 |
| 冨宅: |
| 子どものころの記憶が古典文化だというのは素敵ですね。日本の美という部分では、村松さんも“日本で価値あるものを作りたい”という想いから「JAPAN」というコレクションを立ち上げていらっしゃいますね。ファッションのバイヤーとして世界中を渡り歩く立場で、“日本”をどう考えていらっしゃいますか。 |
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| 村松(規): |
| この仕事を10年続けてきて、僕自身、ひとつの転機があったんです。僕には、今、5歳と2歳の子どもがいるんですが、初めての子どもが生まれて、育てていくうちに、自分の価値観に変化が起きたんです。 |
| 冨宅: |
| それは、どのような? |
| 村松(規): |
世界中からファッションをリサーチして、それを日本に持ってきて販売することが僕の役割なわけですが、ある瞬間
「この仕事で、本当に日本の文化に貢献しているんだろうか?子どもの世代にも受け継がれるようなことをしているのだろうか?」
と疑問を持ったんです。
そこからもう一度、日本の伝統文化というものを見直しはじめたんですね。
そんな中で、グローバルに動いてローカルにモノを作る、ということを実現しようと思い立ち、“日本でどれだけ上質なものが作れるか”ということを念頭に置いたブランド「JAPAN」を作りました。そうなると、関わってもらう人たちも、グローバルな視点で動いている人でないと無理なんですね。
松村さんの言うとおり、世界を知っているからこそ、日本の良さが客観的に見えてくるものなんです。そうした視点を持っている人たちと一緒にチームを組んで、モノを作っていくことで、新しい世代に日本の文化を伝えていける、と確信してますね。それと同じく、松村さんのように世界で活躍する日本人のデザイナーをサポートしていくのも、僕のような人間の役割だと思います。ヨーロッパで僕も仕事をしていると、彼の大変さはすごくわかるんですよ。 |
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| 冨宅: |
| そんなグローバルに活躍されながら日本の本当の良さを実感している男性2人に「ジュリアーノ フジワラ
エレクトーレ」に関わっていただいて、とても光栄です。 |
| 村松(規): |
僕の場合、まず、奥さんが「このスキンケアすごいわ!」ってエレクトーレの愛用者になったんですよね。
彼女はコスメフリークで、以前は自分に合うあらゆるものを探すため、スキンケアに相当お金を使っていたんです。それぐらいお金を使った人が「すごい!」と言うなら商品は信用できる(笑)。
そして、自分も使ってそのすごさがわかった。海外に行くたびに「使え!」って仕事仲間に配ってすすめていますよ(笑)。 |
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| 松村(正): |
| 僕も2年使ってますが、スキンケアの方法が簡単なところもいいですよ。ソープで顔を洗う感覚でトリートメントできる。爽快感も気持ちいいですよ。 |
| 村松(規): |
| 確かに、気持ちいい。 |
| 冨宅: |
もともと「エレクトーレ」は女性用の商品ですが、村松さんのようにご夫婦で使っている方も多く、男性からの人気も高かったんです。
その評判を受けて男性専用の「ジュリアーノフジワラ
エレクトーレ」を作ることになったんですね。
だから、早い段階で評価を下さった村松さんの存在は、この商品を作るきっかけでもあったのです。 |
| 村松(規): |
| 僕は本音でいいものは、いいと言いますからね。洋服の仕事に携わっていつも思うのは、例え、どんなきれいな服を着ていても、その本人が整っていないと、服が似合わないということ。要は、透明感のある肌あってこそ、洗練された服が似合うんです。土台あってこその美しさなんですね。 |
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| 松村(正): |
| そうですね。僕もデザイナーという立場で、“美”という観点からファッションはもちろん、どういう姿勢で自分を磨くのか、そのライフスタイルを提案したいんですね。自分を磨いている健康な人を前提に、僕は服のデザインしているし。 |
| 村松(規): |
そう!
健康は、今時代が求めているものだと思います。
僕も松村さんも、本当に世界中移動ばかりしてますよね。そうすると、何が一番大切かと言うと“健康”ですよ。健康でなければ、ライフスタイルも語ることができないし、ファッションも提供できない。全てにおいての基本ですよ。基礎や土台をもう一度提案し直すことは、僕たちの仕事だね。 |
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| 冨宅: |
共感しますね。「エレクトーレ」は肌をすこやかに保つことがコンセプトですから。
先ほど、「日本で作ったものの良さ」を伝える、という話も出ましたが、「エレクトーレ」はまさに、日本の岐阜で産出される天然鉱石を原料にした、正真正銘の“メイド・イン・ジャパン”ですよ。 |
| 村松(規): |
| 海外でも日本製のものは本当に信用されているんですね。「繊細な民族のお前らの作ったものなら信用するよ」と。しかも、「エレクトーレ」は実際に使ってみて本当に良さがわかる。これは全世界で受け入れられるだろうな、と思いますよ。 |
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| 冨宅: |
| でも、お二人とも男性ながら女性のようにスキンケアをはじめることに最初は照れや抵抗はなかったですか? |
| 村松(規): |
| 世代によって意識の差はあると思いますが、僕たちは中学のときに「メンズ・ノンノ」が創刊された世代ですからね(笑)。スキンケア情報は当時から自然に男性雑誌で目にしていたし、抵抗なく肌の手入れを気にする世代ですよ。 |
| 冨宅: |
| ご主人が奥様の「エレクトーレ」をこっそり使っているというお話をよく耳にします。 |
| 村松(規): |
父の日やお誕生日にでも、奥様がご主人にそっとプレゼントしてあげるのがいいかもしれないですよ。
奥様からのプレゼントは「ジュリアーノフジワラエレクトーレ」。いいですね! |
| 冨宅: |
| ありがとうございます。(笑)では、最後にお二人の夢や目標を聞かせてください。 |
| 村松(規): |
| 冨宅社長もやっている三味線を親父がやっていたことがあって、子どものころは「何だ、これ?」って思っていたんだけど、この年になってその音のすばらしさがわかってきたんです。あの“間”はヨーロッパにない音の感覚なんですね。静かなものを美とする日本に対して、ヨーロッパで大切にされるのは動き。そんな日本の独自の美の素晴らしさを大切にしてファッションの上でも発展させたいです。 |
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| 冨宅: |
| 西洋のオーケストラは指揮者がいないと演奏が成り立たないらしいんですが、日本の古典音楽の長唄は、たて三味線の間に合わせて演奏します。それは相手を察したり、思い遣ることにつながるんですね。 |
| 村松(規): |
| 以心伝心ですね。 |
| 松村(正): |
| 海外では主張しないと伝わらないのが当たり前ですからね。 |
| 村松(規): |
| でも、最近は海外の人も日本の“間”に代表される文化を理解しようと勉強する人も増えてますよ。 |
| 冨宅: |
| 確かに増えていますね。では、正大さんの夢は? |
| 松村(正): |
| 日本の文化や思想で構築されたスタイルをファッションを通し世界中の人に伝えていきたいです。 |
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| 冨宅: |
| 私も本当にいいものをお伝えして喜んでいただけたらと思います。これからはまず“美”が求められ、外見、健康面、精神面、とりわけ生き方そのものが大切と考えていまして、美をトータルに追求していきたいと思っています。美の中でも特に日本の美、文化の素晴らしさを私達日本人が認識する事が自信と誇りにつながると思います。 |
| 村松(規): |
| 21世紀は戦いの時代じゃないんです。それは、女性の時代ということ。だから、冨宅さんのような女性社長がリーダーシップを取る世界観が時代を引っ張っていくと思いますよ。 |
| 冨宅: |
| 頑張らなければ(笑)。今日はどうもありがとうございました。 |
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