大竹七未さん 鈴木絵美子さん
鈴木絵美子さん
遊佐雅美さん
大竹 : 遊佐さんは、ライフセーバーであり、ビーチフラッグの世界チャンピオンでもいらっしゃいますが、そもそも2つの競技の関係は?
遊佐 : ライフセービングというのは、人命救助活動で、基本的には事故を未然に防ぐというのが主な活動です。何人の人を助けたか、ということではなく、誰も助けたことがないということこそむしろ誇りなんです。そのライフセービングの活動のなかの一つにあるのが、ビーチフラッグという競技なんです。
大竹 : ビーチフラッグという、競技自体は見たことあるのですが、どのような競技なんですか?
遊佐 : そもそも、ライフセーバーが行う競技は、海の競技だけでもビーチフラッグはじめ、パドルボード、サーフスキー(カヤック)など全部で12種目もあるんです。その中から自分の得意分野を1〜2種目選ぶんです。
大竹 : なるほど!そうなんですね。遊佐さんの種目は、ビーチフラッグ以外には何かされているのですか?
遊佐 : 90メートル走ですね。
大竹 : えっ!?90メートル走?
遊佐 : 砂浜を90メートル走るんです。昔はもっと海の競技をやっていたんですが、何しろビーチフラッグが1時間くらいかかる競技なので、体力的に(笑)。
大竹 : そうなんですね!ビーチフラッグって、一度に何人くらいで競技されるんですか?
遊佐 : 1対1で行う競技というイメージがあるかもしれませんが、予選はまず15人でスタートして、その後で2人ずつ抜け、9人からは1人ずつ抜け――という具合に、最後的に1対1になるまで、トータルで10本くらい走ることになるんです。
大竹 : ええっ、本当ですか?!砂浜を10本も走るなんて、すっごい疲れますよね!一生懸命走ってるのに、けり足が後ろに流れちゃって、自分って遅っ!って思いがちです!(笑)
遊佐さんが砂浜を走る90メートル競技を始めたのはどうしてですか?
遊佐 : 中学までは3000mを、高校では短距離をという具合に、陸上競技をやっていたので、走ること自体はすごく得意だったんです。歩く方が疲れるみたいな(笑)。
92年に日本初のライフセービングの大会が静岡県下田市であったのを初めてみて、自分も世界大会に出てみたいって思ったんです。
大竹 : 遊佐さんは、ビーチフラッグの世界トップアスリートである前に、ライフセーバーでいらっしゃる――水泳は小さい頃から得意だったんですか?
遊佐 : いえいえ。実は、昔はあまり泳ぐの得意ではなかったんです(笑)。海もそんなに好きってほどじゃ(笑)。
大竹 : えっ!?そーなんですか? なんか、普通は「昔から泳ぐのが好きで」という人が、ライフセーバーに興味を持ち、目指し始める――という感じだと思ってたのですが…
遊佐 : 体を動かすことはもともと好きだったので、スポーツクラブのインストラクターを養成する専門学校に通ってたんです。そこにたまたまライフセービングのクラブがあって。で、救急法の授業でレスキュー隊の活動を見て、自分もこうなりたい!と。今のライフセービング協会の理事長である小峰力先生がおっしゃった言葉に最も心を動かされました。「もし、自分の愛する人が目の前で溺れていたら、あなたは助けることができますか?」って。今の私には何もできないなって思ったんです。たとえ自分の子どもが溺れていてもきっと助けることができない――それなら今すぐ自分を変えたいって思ったんです。
大竹 : ライフセーバーって、常に、自分の命と相手の命に向き合っていないといけない――その選択に迷いはなかったんですか?
遊佐 : なかったですね。ライフセーバーをはじめて1年目のある日、デパートの中でお婆さんが倒れているのを見たんです。誰かが声をかけている様子もなくて――。すでに呼吸も脈も止まっていたんですが、一緒にいたライフセーバーの友人が、人工呼吸と心臓マッサージをしたら、後で意識を取り戻したんです。あの時、ライフセーバーの心得がなかったら、私も見ているだけで何もできなかった――あのお婆さんはどうなっていただろうって。
大竹 : 運命だったんですね。海で溺れている人を見つけて、駆けつけて行く様子をテレビで観たことがあるんですが、「あの人危ないな」とか、事前にわかるものなんですか?
遊佐 : 経験を重ねると、どこで、どんな人が危険に巻き込まれそうかわかることもありますねー
大竹七未さん
大竹 : でも、事前に注意して言う事を聞いてくれない人も中にはいたりするのでは?
遊佐 : そうですね(笑)。そういうときは――最も、助けられる自信があるときだけですが――少し様子を見てから助けに行く、なんて場合もあります。
大竹 : まさに泳がせるという(笑)。こちらからすべての答えを与えてしまうと、その人にとってその経験が意味のないものになってしまうことってありますもんね! ライフセーバーというお仕事、職業としてはどうですか?
遊佐 : 日本では、ライフセーバーは、まだ職業として成立してないんですよ。オーストラリアやアメリカではライフセーバーは公務員だったりするんですけど、日本とはちょっと認識が異なりますね。
大竹 : それじゃあ、日本で活動しているライフセーバーの皆さんのお給料はどこから……?
遊佐 : 特に大会で優勝しても賞金が出るわけではないので、直接収入に結び付く活動ではないんです(笑)。夏の海の監視員や、取材、公演などの活動を通じたお仕事はありますが。
大竹 : そうなんですね。――ライフセーバーは、心のきれいな人でなければ務まらないって今実感しました。人の命を救いたいという気持ちと、覚悟。純粋に人のためにって思う心が素晴らしいと思いますし、なかなか出来る事ではないと思います。
遊佐 : こういう活動だからこそ、仲間が増えていくんですよね。それが喜びでもあります。
大竹 : 素敵ですね。遊佐さん自身が怖い思いをした経験は?
遊佐 : もちろん、ありますよ!波乗りしていて波に巻かれたときに、自分のサーフボードが頭に激突したり――波に巻かれてどっちが海面かわからなくなったり――。パニックになりそうになりますね。
大竹 : うわっ!もう、聞いてるだけで息ができなくなりそう。そういうときはどうすればいいんですか?
遊佐 : あとは自然に浮くから、波に身を任せる――
大竹 : コワいッ!それは無理ですよ(笑)。私こうやって笑っていますけど、もし自分が溺れたらって思うと本当に身震いがします
遊佐 : そういう人がひとりでも増えないように、私たちは日々トレーニングをしているんです。
大竹 : そうなんですね……。でも、トレーニングしていて辛いって思うことも沢山あると思いますが?
遊佐 : ありますね。でも、辛いと思わないようにしています。きっと目の前で溺れている人の方がもっと辛い思いをしているだろうから――
大竹 : ええ〜っ!やっぱり遊佐さん、完全に持っていますよね、“やさしさライセンス”(笑)。
遊佐 : (笑)なんですかその“やさしさライセンス”って!
大竹 : 遊佐さんは、ブラックカードですよ!クレジットカードでいうと限度額ありません!みたいな(笑)。
これ実は、昔から私がよく使っているんです!この言い回し(笑)!ちょっといじわるなことを言う友だちとかには「ちょっと〜、“やさしさライセンス”早く取得した方がいいよ!」なんて、言ったりしてます(笑)。
遊佐 : あはは!それいいですね、今日から使おっと(笑)。
大竹 : 普通は、なぜ自分を追い込むのかって聞かれたら、自分のためって答える人が多いと思うんです。
遊佐 : 自分のためでもありますよ。でも、私たちの活動は、相手ありき。海で監視の仕事を終えたとき、お客様たちに「今日も一日楽しかったね」って帰ってもらう――今日もしっかり守れたぞって。――もしかしたら、ライフセーバーって、自己満足の世界なんじゃないかって思うこともありますけどね(笑)。
大竹 : 私はそんな事はないと思います!いざというときに助けてくれる人がいるから、私たちは安心して遊べるんだと思います。
――休日はゆっくり過ごせていますか?
 
遊佐 : そうですねー、ケーキを作ったり(笑)買い物に行ったり!
大竹 : え〜っ!女性らしいですね!でも実は私も好きです!(笑)
遊佐 : 分量さえ間違えなければケーキってどれもそんなに難しくないんですよね。でも心配性だから、ケーキ焼いてるオーブンの中じーっと見ちゃうけど(笑)
大竹 : 監視の習慣ですかね(笑)。ところで、一日中海にいると紫外線が心配なんですが、遊佐さんのお肌って、日焼けしていてもすごく健康的でおキレイですね!
遊佐 : 若い頃は日に焼けてなんぼみたいな部分があって、何にもしていなかったですね。
大竹 : えええ〜っ!本当ですか?日焼け対策をしないなんて(笑)。
遊佐 : 色白のライフセーバー(笑)ってなんだか頼りないでしょ? でも、20代後半のある日、吹き出物がバッとできてなかなか治らなかったときがあって――過敏になってしまったんです。それからは少し気にするようになりましたが。
大竹 : 20代後半からですか!遅いっ!遅いですよ〜(笑)。
遊佐 : UVケアって面倒でダメだったんですよ。でも、「エレクトーレ」のスキンケアに出合ってよかった!って思っています
大竹 : でしょ?でしょ? 使ってみた最初の感じはどうでしたか?
遊佐 : ブログにも書いたんですが、このシンプルケアはすっごく私に合ってます。一旦外に出てしまうと肌のことばかり気にしていられないので。洗顔した後、トリートメントは10秒でOKという部分はもちろんなのですが、ローションからクリームまですべて一緒に使うことの効果を実感してます!
大竹 : やっぱり!さすが遊佐さん。私もそうなんですが、今日よりも明日、明後日の肌がどんどん楽しみになってきませんか?
遊佐 : なるなる!ローションの浸透もすっごくいいですし。何より、「エレクトーレ」でスキンケアするお風呂の時間が楽しみで仕方ないんですよ(笑)
大竹 : このスキンケアを味方につけたら、もう強い日差しも怖くないんですよ。
遊佐 : 確かにそうですね。ハワイから帰ってきてすぐに使い始めたんですが、日焼けした肌の落ち着くのがすごく早かったですね。洗顔後くすみが取れてワントーン明るくなったかな?って感じましたし。あと、びっくりしたのが、使うファンデーションの量が少なくて済んじゃったんです。
大竹 : 一緒です!のびがよくなるんですよね!「エレクトーレ」のスキンケアと出合って、人生観が変わるほどの喜びを感じている私としては、遊佐さんの感じている驚きもよくわかりますっ!肌が元気だと、気分も前向きになれますね。
遊佐 : そうですね。この間は、8年ぶりにドイツの大会に参加してきましたし、この3月には後輩たちとオーストラリアで、10月にはエジプトで世界大会があります。また優勝してきたいなと! 今年で36歳になるんですが、この年齢になると、スポーツとか趣味とかから遠ざかってしまう人って多いですけど、こうして私が活動していることで、少しでもほかのアスリートの方々の励みになったらいいなって思います
大竹 : 遊佐さんの想いや姿勢は必ず伝わると思います!ますますのご活躍、楽しみにしています♪それから、ブログも見てみますね(笑)。
今日は本当にどうもありがとうございました!
(七未の一言)
人命救助をしたいという思いから、ライフセーバーとなった遊佐さん。想像通りの、とっても心のキレイな女性でした!毎日の活動に真摯に取り組んでいても、プライベートはとってもお茶目☆な方ということもわかり、ますますファン!エレクトーレをものすごく気に入っていただけているとのことで2人で喜びを分かち合えたのも嬉しかったナ〜♪
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